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Webサイトのつくり方 ~リリース編~
これまで2回にわたってご紹介していた、"Webサイトのつくり方"
前回までは、Webサイトができるまでの流れに合わせて、「骨組み編」と「クリエイティブ編」をお届けしました。
ラストの今回は、Webサイトの公開を行う「リリース編」です。
でき上がったWebサイトをリリース(公開)するときには、どのような作業が必要なのか?
一緒に見てしていきましょう。
▼前回までのブログはこちら
Webサイトのつくり方 ~骨組み編~
Webサイトのつくり方 ~クリエイティブ編~
5、リリース前の最後の難関、「動作確認・テスト」
Webサイトを開く道具や手段には、さまざまなものがあります。
パソコンを使って開く方もいれば、スマートフォンを使って開く方もいるでしょう。
開くためのソフト(ブラウザ)として、Internet Explorerを使う方もいれば、Google ChromeやFirefox、Microsoft Edgeを使う方もいるでしょう。
動作確認・テストでは、このようなさまざまな状況を視野に入れて、Webサイトをチェックしていきます。
Internet Explorerでは綺麗に見えていたけど、Google Chromeではレイアウトがズレてしまった。
iPhone6では読みやすいけど、iPhone5では文字が読めない。
iPhoneでは動くけど、Androidでは動かない。
そういった状態で公開しては、時間をかけて制作してきたWebサイトが台無しです。
いろいろな端末やブラウザで確認をして、問題があったら修正する。
実際にやってみると、とても骨の折れる作業です。
でも、ここで気を抜くわけにはいきません。
だからこそ、「動作確認・テスト」は、私たちムーンファクトリーにとって、リリース前の最後の難関だと言うことができます。
6、いよいよ一般公開へ、「リリース」
「動作確認・テスト」までの作業が終わると、いよいよWebサイトの「リリース」です。
「リリース」とは、Webサイトづくりの場合、Webサイトを公開することを指します。
しかしこの工程も、ただ公開をすれば良い、というわけにはいきません。
例えば、既にWebサイトを運用しているお客さまの場合、新しいWebサイトを公開すると、現在のWebサイトを閲覧することができなくなってしまいます。
そこで、リリース前には、現在のWebサイトのバックアップを用意しておく必要があります。
また、現在のサイトを利用しているユーザーの方のために、Webサイトをリニューアルすることを、あらかじめ告知しておく必要もあるでしょう。
また、公開をした後は、リンク切れなどの不具合が発生する可能性も高いので、改めて、Webサイトを全ページ確認する必要もあります。
表示されないページがある場合は、対策を取らなくてはいけません。
さらに、Webサイトにどんな人が、どのくらいアクセスしているのかを調査するためのソフトを使う場合は、その設定も行います。
もちろん、WebサイトをGoogleやYahoo!の検索結果で上位に表示するための、「SEO対策」も重要です。
このようなたくさんのチェックを終えたところで、やっと、Webサイトは「リリース」されます。
リリースで終わりじゃない。進化していくのが、Webサイト
これまで、3回にわたって「Webサイトのつくり方」をご紹介してきましたが、いかがでしたか?
専門的な話も多く、初めてWebサイト制作に携わる方にとっては、聞いたことのない用語なども多かったかもしれません。
ご紹介したように、Webサイトの制作には、さまざまな工程があります。
この作業を進めながら、お客さまには、会社の中での調整や確認などもご担当いただくことになります。
しかも、Webサイトはリリースをして終わりではありません。
ニュースを更新したり、新しい情報を追加したりと、こまめに手をかけて、進化させていく必要があります。
手をかければかけるほど、評価が上がるのも、Webサイトの特徴の一つです。
もちろん、評価が上がれば上がるほど、新規顧客の開拓にもつながります。
進化させる価値のあるWebサイトをつくりたい。提供したい。
さまざまな工程があり、作業も多いWebサイトづくり。
でももしかしたら、Webサイトづくりで最も重要なのは、こうした強い思いなのかもしれませんね。
▼過去の記事はこちら
Webサイトのつくり方 ~骨組み編~
Webサイトのつくり方 ~クリエイティブ編~