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いつが替えどき?リニューアルするべきWebサイト
私たちの元には日々、「Webサイトをリニューアル(改修)したい」というご相談が届きます。
「Web」は、時代と共に、進化していくものです。
そのため一般的に、Webサイトは3~5年ほどでフルリニューアルをするものだとされています。
そうは言っても、慣れ親しんだWebサイトを改修することに抵抗のある方も多いでしょう。
Webサイトを改修するよりも、地道な営業を行った方が、利益が上がると考えている方も多いでしょう。
そんな方に、思い切ってリニューアルをしていただくために。
Web制作会社だからこそ言える、"そろそろリニューアルした方がいいWebサイトの見極め方"をご紹介します。
その1 Flashを使っているWebサイト
「Flash」とは、Adobe Systems社の専用ソフトでつくられた、Webサイト用のアニメーションです。
Webサイト上で動画を見せたり、マウスなどで操作するタイプのゲームなどをつくったりすることができることから、たくさんのWebサイトに用いられていました。
しかしFlashは、現在はあまり使用されていません。
「You Tubeなどの動画の普及、Webサイト用の新しい技術の発展などが、その原因ではないかと考えられます。
ただし、私たちは、それだけの理由でリニューアルをおすすめするわけではありません。
リニューアルをおすすめするのは、"Flashを使えないユーザーが増えているから"です。
基本的にFlashは、iPhoneでは再生することができません。
また、2016年の秋以降、さまざまなWebサイトやサービスで、Flashの再生ができなくなるとも言われています。
再生できない、つまり、「見えない」「使えない」コンテンツがあるWebサイトは、評価も低くなります。
そこで私たちは、Flashを使ったWebサイトを見つけたときは、「リニューアルが必要なのではないか?」と考えるようにしています。
その2 どこに何が入っているのか、わからなくなったWebサイト
長い間Webサイトを運営していると、どのカテゴリに、どんなページを入れたのかがわからなくなってしまうことがあります。
きっと、Webサイトの公開当初は、正しい位置に情報が整理されていたはずです。
しかし、運用の途中で担当者が変わってしまったり、どうしても追加したい情報が出てきたり、入れ方がわからなくて急遽対応したり......。
いろいろな事情があって、どのページがどこに属しているのか、どのボタンからリンクされているページなのかが見えにくくなっているWebサイトはたくさんあります。
情報が増えすぎていて、混乱してきたWebサイトがあったら、一度、情報を洗い出して、整理整頓をしましょう。
そうすることで、Webサイトの集客率が向上する可能性も高くなります。
その3 スマートフォンに対応していないWebサイト
これは、いま最も重要な見極めポイントです。
老若男女問わず、現在は、スマートフォンを利用している方が大勢います。
社員にスマートフォンを支給するようになった企業も多いでしょう。
空き時間を埋めるため、余暇時間を楽しむため。
私たちの生活には、スマートフォンが欠かせない存在となりました。
そんな時代に、スマートフォンに対応していないWebサイトが存在しているとしたら......。
それはもう、リニューアルをするしかありません。
スマートフォンに対応しているか否かで、Webサイトの集客率は大きく変わります。
また、スマートフォン対応を行った方がいい根拠としては、Googleの意向の影響が挙げられます。
Googleは、私たちがWebサイトにアクセスするときに使う、GoogleやYahoo!のキーワード検索の結果を決めるための、いくつかのルールを持っています。
その一つとして、最近、「スマートフォンに対応しているWebサイトを上位に表示する」といったルールが追加されました。
逆に言えばつまり、スマートフォンに対応していないWebサイトは、検索結果の上位に表示されなくなる可能性があるということです。
集客率を伸ばすためには、検索結果の上位にWebサイトを表示させなければいけません。
時代の流れに合わせるためにも、集客率を上げるためにも、スマートフォンに対応していないWebサイトのリニューアルは、必須だと考えられます。
Webサイトの良し悪しが、企業・団体の評価に関わる時代
CMや広告と同じように、Webサイトも、企業や団体を宣伝するための道具です。
だからこそWebサイトは、会社の方針やターゲット層の移り変わりに合わせて、刷新されるべきものだと言えます。
古いサービスや使いづらいサービスを提供し続けることによって、所属する企業や団体の評価が下がってしまう可能性も、否定はできません。
Webサイトの良し悪しが、企業・団体の評価に関わる時代です。
リニューアルのタイミングを見極めて、素敵なWebサイトをめざしましょう。