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20年目のブランディングで気づかされた、大切な理念
昨年、ムーンファクトリーはお陰様で20周年を迎えることができました。この大きな節目に、当社のブランディングについて振り返る機会があり、改めて「ムーンファクトリーが大切にしているものは何か」を見つめ直すことにしました。
20年変わらないものといえば、私たちの理念です。創業20年、私たちがずっと変わらず大切にしている共通の思いがあります。
ムーンファクトリーにかかわる、すべての人をしあわせにし、
あまねく世界をしあわせにする
そこで、社長にこんな質問をしてみました。
「なぜうちの理念は、これになったのですか?」
自分だけが幸せになっても、面白くない。
人を喜ばせたり、感動させたり、人を幸せにすることで、自分も幸せな気持ちになる。
だから同じ気持ちを持つ仲間は、新たな幸せを生み出すことができ、その連鎖が世界を幸せにしていく。
壮大で、ある意味宗教的だな~と思っていましたが、社長に聞いてみることで、その意味や成り立ちを理解することができました。
次は、制作部長である渡部に質問をしてみました。
「この理念を、どうサービスへ生かしましたか?」
「生かしたというよりも生きたね。20年大切にしてきたこの理念は私たちのサービスの基礎。今から私たちがすることが『相手を幸せにするか、しないか』で、判断してきたから」
その結果、お客さまの会社で抱えているITの問題を解決できる様々なサービスが生まれました。それが重宝され、ご紹介でお客さまが増えていったそうです。
採用に関しても、同じ理念が生きています。
デザイナー、コーダー、エンジニア、プログラマー。スタッフの年齢はバラバラです。面接では学歴や経験、スキルはあまり重要視していません。とにかくものづくりが好きで、誰かのために何かをしたいと思っていることを、私たちはキラリと光る大切な部分だと信じて採用してきました。
なので、ムーンファクトリーのスタッフは同じ思いを持ったメンバーが集まっています。
そんなメンバーと共に、どんな困難なことでも、漠然としたことでも、複雑で面倒なことでも、お客さまが望むものを提供し、お客さまに満足していただくことを目標に、ひたすらものづくりを行ってきました。結果、直接契約95%、営業0、お客さまの口コミで20年続けることが出来ました。
ムーンのサービスの源は、「相手を幸せにするか、しないか」で考えることができるムーンのスタッフにあります。幸せの連鎖を作り続ける、素晴らしいスタッフがいるからこその今だと、ブランディングを通して再認識することができました。
今回作成した新しいロゴは、丸い円で縁取りがされています。新たなブランドコンセプトの「ITが苦手な企業をまるっとサポート」の意味も込められていますが、お客さまをあたたかく包み込むムーンファクトリーのスタッフも表現されています。また、月の角が丸くなっているのは「相手に刺さったら危険だから」というひとりのデザイナーの思いやりから出来たものです。
そんな一人ひとりのあたたかい気持ちを胸に、新たな20年を走り出します。世界を幸せにできるムーンファクトリーのメンバーと、ぜひ一度お仕事してみませんか?