情報発信・ブログ
かっこいいデザインだけじゃダメ!?WebサイトやアプリのUI/UX
「このサイト、使いやすい!」「このサイトは使いにくいな、ほしい情報に辿り着けない...」など、Webサイトやアプリを利用していて、こうした感想を持った経験があるのではないでしょうか?
ユーザーの方に「いいサイト・いいアプリ」と思ってもらうためには、「UI」と「UX」が大切です。
「UI」と「UX」とは?
UIとは「User Interface(ユーザーインターフェース)」の略称で、「人と物が接触する部分」を意味します。Webサイトを例にすると、ブラウザ上で表示される文字のフォント(見た目)、画像、ボタンなどユーザーの目に触れる外観のことを「UI」と呼びます。
UXとは「User Experience(ユーザーエクスペリエンス)」の略称で、「人が物やサービスを通じて得られる体験」を意味します。読みやすいフォント、サイトの回遊がしやすい、ECサイトで商品の購入までがスムーズといった、ユーザーにとって「使いやすい」構成のことを指します。
「UI」と「UX」をバランスよく考える
「UI」と「UX」は、どちらかが優れているだけでは力を最大限に発揮することはできません。有名な例えでみなさまご存知かと思いますが、ケチャップの容器・パッケージを例にご説明します。
左の赤いケチャップはデザインがわかりやすくても、実際に使うとなると、この形ではとても使いづらいですよね。
右の青いケチャップは使いやすい形をしていますが、関係ないモチーフやデザインでケチャップと認識しづらいですよね。
ですが、左のケチャップのデザインと右のケチャップの容器の形を合わせると、ケチャップと認識しやすく、かつ使いやすいデザインになります。
このように「UI」と「UX」どちらか片方を重視するのではなく、両方の視点からWebサイトやアプリのデザインを構成することが大切なのです。
これをWEBサイト・アプリに落とし込むと、かっこいい見た目のデザインだけではなく、分かりやすく、使いやすい構成にすることが、ユーザーにとって「いいサイト・いいアプリ」と思ってもらう秘訣になります。
これからの「UI」と「UX」
現代ではスマートフォンが普及し、インターネットの利用が当たり前の時代になりました。シニア世代での利用も増えており、今後は「シニア世代向けのUI/UX」が重要となります。実際にシニア世代をターゲットにしたWebサイトやアプリのお問い合わせをいただくことが多くなりました。
また、制作を行う中で、どの世代のユーザーにも快適な構成(UX)をすると、同時にデザインの側面(UI)からも「使いやすい」Webサイト・アプリになることがわかっています。
私たちムーンファクトリーではUI/UXだけではなく、シニア世代でもわかりやすい構成について、150項目以上の視点からヒューリスティック調査を実施して快適なWebサイト・アプリ環境をサポートしています。Webサイト・アプリ制作についてお困りの方はぜひお問い合わせください。