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【ムーン流】在宅ワークで効率を上げるには?~チャットのつぶやきで効率UP!~

2020年4月7日、緊急事態宣言の翌日からムーンファクトリーの社員は、全員テレワークにシフトしました。3月から準備はしていたものの、無茶なスピードで突入したという感は否めませんでした。

テレワークだからこそ生まれた、コミュニケーションの課題

ムーンファクトリーの売りは、プロジェクトごとに社内でコミュニケーションをとりながら、スピード感のあるサービスをお届けすることです。
しかし、テレワークが始まったことによって、この"売り"に大きく関わる問題が、すぐに起こりはじめました。

同じプロジェクトに携わっている社員が、「いまどのような仕事をしているのか」「作業は順調なのか」「タスクに余裕があるのか」「何につまずいているか」といったことがわかりづらくなってしまったのです。


在宅ワークで困っていること

さらに、お互いの顔が見えないので、「依頼された作業をこなす」といった仕事の進め方をするメンバーも増えてきました。
全員がオフィスにいる時は、「ちょっとあの人が大変そうだから手伝いに行こう」と社員同士の自発的なコミュニケーションもできていましたが、 それぞれの社員に状況を聞いて回らなければ、大変そうな人を助けることもできなくなっていました。


在宅ワークの大変なこと

もちろん、Google MeetやZoomでミーティングはしています。
しかし、慣れない環境に追い回されたこともあり、社員同士の心にコミュニケーションをとる余裕がなくなっていたのです。

「テレワークでも双方向のコミュニケーションを!」と経営側から呼びかけ(結論:失敗)

こうした課題を踏まえ、経営側から「これではいかん!」と、スタッフに働きかけました。
「テレワークでも双方向のコミュニケーションを大事にしてほしい」「活発にチャットなどで話しかけてほしい」と呼びかけたのです。


在宅ワークの理想図
在宅ワークの教訓

ところが、結論から言うと、この呼びかけはうまくいきませんでした。
話す人と話さない人、大変でも我慢する人、困ってても手を挙げない人......。
特に若いメンバーは「話して、話して!」とすすめても、なかなか本音が聞けません。

自分専用の空間なら発信しやすいはず!自由につぶやける、個人ルーム開設を中堅メンバーから提案!(結論:成功)

コミュニケーションがうまく取れていない状況を見て、中堅のメンバーから、タスク管理の日報やミーティングとは別に「各自の部屋を作って好きにつぶやいてもらおう」というアイディアが上がりました。

正直、年齢の高い我々には意味がわかりません。Google Chat、メール、Google Meet、それでさらに「つぶやく」?
しかし、中堅のメンバーはすぐに実行にうつしました。

つぶやきは誰に対してでもなく、「あ~疲れた」とか、「腹減ってきたので、オムライス食べます」とか、好きな時につぶいて、興味のある人がいればそれに応える。そんなゆるい感じです。
ムーンファクトリーでは、もともと導入していたGoogle Chatを利用して「個人の部屋」というかわいい呼び方をしていますが、これはいわゆる、「分報」「times」というものだそうです。
SNSをよく利用する方には、"個人の部屋=社内Twitter"と言った方がわかりやすいかもしれません。


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楽しくこまめにつぶやいて、テレワークの作業効率を上げてみませんか?

2ヵ月近くがたち、「楽しみながら、つぶやく」これが功を奏しました。
仕事の量や、現在の問題点がわかり、サポートする人も増えてきました。本人の体調や、家庭のことなども垣間見ることができました。
ここから、グッと在宅ワークの効率があがったのは言うまでもありません。

これをたくさんの方に広めたいと私もブログを書きましたが、社内のUI/UXの調査・研究グループ「MONQS」も動画を作ったと聞きました。詳しいChatの使い方はこちらをご覧ください。
是非動画もご覧いただいて、私たちと似た悩みを持っている中小企業の皆さまのお役に立てればと思います。



取締役制作部長 渡部通子

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