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制作実績

ケモブレインの謎を解く

ケモブレインの謎を解く ケモブレインの謎を解く

抗がん剤治療の患者さん向け冊子

抗がん剤投与の際に起こる「ケモブレイン」という症状をわかりやすく解説した冊子。特に乳がんの女性の患者さんに説明をする内容。冊子のサイズや内容・構成も含めて制作しました。原稿内容も、専門用語があったり難解な言葉が多かったので、平易な言葉に編集。イラストをつかった優しい表現でデザインをしています。

CLIENT
聖路加国際病院様

支援内容

プロジェクト企画提案
情報設計/UI/UX
デザイン
企画・編集・原稿制作
印刷媒体(名刺・パンフレット)

この事例のアピールポイントはここ!

がんの治療で副作用が少しでも無くなって、患者さんが普通の生活を送れるようにこの冊子が役立つことを願っています。

制作のポイント

まだ謎につつまれた副作用の内容を伝える

「ケモブレイン」という言葉自体、まだ一般にはなじみの無い言葉です。人によっても症状はさまざま、医療の現場でも実態は解明されていないということを聞き、タイトルは「ケモブレインの謎を解く」としました。女性のハンドバックにおさまる、A5サイズを採用し、絵本のようなサイトにしたいと考え、イラストは峰村友美さんにお願いしました。

ストーリーを冊子にする

ストーリーは、ひとりの女性が、お医者さんと共に「ケモブレイン」の謎を1つひとつ解いていくことになりました。まだ、研究途中の症状なので、最後はその女性が「鍵」を持っているところで終わります。つまり、患者さんのそれぞれの症状を調べていくことで、その謎が解明されるというお話です。裏表紙には、女性が虫取り網を使って、形の無い「ケモブレイン」を捕獲するイメージになっています。