情報発信・ブログ
ECサイトで効率よく結果を出すSEO
ECサイトのSEO対策は十分できていますか?
ECサイトはWeb広告を使った宣伝を行うことが多いですが、「将来的にはオーガニック検索からのアクセスを増やしたい!」と思っている方も多いはずです。
今回は、ECサイトのSEO対策について主なアプローチをまとめました。
ECサイト担当者のあるある話
自然検索のランキングが下がると集客が落ちるかも......と不安になり、とにかくSEOにパワーやコストをかけてしまう。しかし、SEO対策はよく分からないから、専門業者に任せっきり。なんて話をよく聞きます。
ECサイトが検索上位になっても効果がない!?
ECサイトでの集客につながる検索ワードは、主に取引型といわれる種類になります。たとえば、「iPhoneケース 通販」や「ミネラルウォーター 激安」などがそうですね。しかし、取引型の検索ボリュームは、全体の約5%ほどしかないのをご存知ですか?検索のほとんどは情報収集型と言われる疑問や悩みを解決するための「情報取得を目的としたワード」なのです。
また、その検索ワードの種類によって検索結果も異なります。情報収集型のワードで検索した場合、一般サイトの情報が上位に表示されますが、取引型のワードで検索した場合、ファーストビューのほとんどが広告表示で埋まってしまいます。
SEOにパワーとコストをかけたところで、効果が見えづらいというのはそういう理由で、検索ボリュームが少なく、さらに広告で埋め尽くされた結果の中でサイトへ集客することがどれほど難しいことか、なんとなくお分かりいただけるのではないでしょうか。
SEOではポイントを絞る
購買行動という言葉をお聞きになったことはありますでしょうか。よくマーケティングで使われる言葉ですが、これは、消費者(お客様)が商品を購入する際に順番にとる行動のことをいい、ネットショップの時代ではAISAS「アイサス」などが有名です。
1. Attention(注意)
2.Interest(関心)
3.Search(検索)
4.Action(購買)
5.Share(情報共有)
ここで重要なのが、「3.Search(検索)」です。この段階のお客様は、製品やサービスに関心を持ち、「購入前に、Googleなどの検索サービスで情報を調べてみる」という行動をとります。
情報を調べるということは、「情報収集型のワード」で検索することになるので、検索ボリュームが多いうえに、広告表示の少ない検索結果になります。 ここで、検索の上位に位置することが、多くの見込み客をサイトへ誘導し、商品を認知させることへつながるのです!!
たまに、商品だけを紹介したECサイトを見ることがありますが、それだけで集客するには限度があります。集客を増やすためには、消費者が「知りたい!」と思うような情報ページを作成し、そこにSEOのパワーとコストをかけることで、結果が期待できます。
不安な気持ちになるのはよーく分かりますが、集客のためには戦略を考えないと結果を出すのは難しいですね。
お困り、お悩みがありましたら、ムーンファクトリーにご相談ください。
ムーンファクトリーでの開発事例はこちら