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わかりやすく伝わる文章を書く技術「パラグラフ・ライティング」とは

直に向き合って会話をするよりもメール・チャットなどテキストでのコミュニケーションが増えた昨今、ちょっと複雑な確認事やニュアンスをどう書いたら上手く伝わるのか迷うこともあります。
普段はデザイン業務で視覚的に伝えることを考えている私ですが、コミュニケーションの基本は文章です。
読む人にわかりやすく伝わる文章が書きたい。できるなら時間をかけすぎず効率よく書けるようになりたい。そう思うことが多くなりました。


試しにパラグラフ・ライティングについて、パラグラフ・ライティングで簡単に説明してみました。

パラグラフ・ライティングとは何でしょうか?

パラグラフという文の固まりの単位を使って記述する書く技術(ライティング)です。

この技術の考えかたでは、パラグラフは1つのテーマについて書かれた文章です。以下のルールがあります。複数のテーマを入れません。文頭を1つの要約文はじめて以降は補足説明文が続きます。そして複数のパラグラフをまとめた階層をつくることで論理的な文章を構成します。

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パラグラフ・ライティングのメリット

読む側のメリットは効率よく内容を把握できることです。

冒頭の要約文を読めば書かれている内容を把握でき、思考の準備ができます。読者にとって読む必要のある文章か素早く判断できます。1つのパラグラフは1つのテーマについてのみ書かれているので、理解することに集中できます。

書く側のメリットはわかりやすい文章を効率よく書けることです。

パラグラフ・ライティングのルールに沿って作成するので迷いが減ります。このような順番です。

  • 文章全体を通して伝えたい総論をきめます。
  • それを裏付けるいくつかの事柄をそれぞれ要約文にまとめます。
  • 要約文を補足説明する文章を作成します。

パラグラフ・ライティングに向いている文章の種類

パラグラフ・ライティングに向いている文章は論文やレポートです。

内容をわかりやすく正確に伝えることを目的としている論理的な文章です。逆に向いていない文章はコラムや小説です。時系列に沿って過去から順に書かれていて結論が最後にわかります。また上記以外の目的を重要視しています。


この記事は「パラグラフ・ライティングとは何でしょうか?」からここまでパラグラフ・ライティングに出来るだけ沿って書いています。

さいごに

実際につかってみると、文章の内容の整理ができるようになりました。
デザインをする前のヒアリングでは質問の意図が伝わりやすくなりました。
要約した点を先に伝えることで詳細や懸念事項を共有してもらいやすくなりました。

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わかりやすい文章へのアプローチ方法はわかっても、なかなか難しい場面もあります。

  • 「自社のサービスについて魅力的に伝えたいけど、どう書いたらいい?」
  • 「採用サイトに載せるインタビューはどうやって編集すればいい?」

  • Webライティングについてお悩みの際はぜひ、ムーンファクトリーにご相談ください。
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