情報発信・ブログ
【お客さま事例】システム、アプリ開発のUI/UXデザイン
株式会社DRAGON AGENCYは、愛知県名古屋市に本社を持つソフトウェア会社です。
ソフトウェアの開発・メンテナンス、ITコンサルティング業務などを通して、お客さまの企業価値を向上するためのサポートをしていらっしゃいます。
DRAGON AGENCYさまには、開発の中でデザイン、UI/UXのご提案が必要な際にお声がけいただき、これまでにたくさんのシステムやアプリの開発をご一緒しています。
「この会社の社長は、たぶん感性が合うな」と思って、コンタクトを取りました
ムーンファクトリーにご依頼いただいたきっかけを教えてください。
◆飯田さま
弊社で携わっている案件で、UI/UXの設計・デザインをムーンファクトリーさんが担当していたことがありました。その時は直接のお取引ではありませんでしたが、そのご縁があって、他の案件もお願いできればと考えたことがきっかけです。
「あの鳥獣戯画のページですよね？」とご連絡いただいたことを覚えています。
◆飯田さま
ご依頼前に改めてムーンさんのWebサイトを見たら、鳥獣戯画が入っていて。
僕、鳥獣戯画ってそもそも好きなので、「この会社の社長は、たぶん感性が合うな。これをトップに持ってくるということは、どこか同じセンスを持っているんだろうな」と思って、コンタクトを取りました。
最初の印象がとても良くて、「これは任せられる」と思いました
実際に一緒に仕事をして、弊社に対しての印象はどうでしたか？
◆飯田さま
クオリティが、単純にすごく高かったです。「東京の会社ってすごいな」って思いました。
デザインのバランス感覚があるというか、こちらの意図に合うものが出てきたのが良かったです。
◆小形さま
そうですね。デザイン会社の方に依頼をする際は自分の頭の中である程度「こういう風にしたい」とイメージをしてお伝えしていますが、デザイナーの方からそのイメージをそのまま返されると、ちょっとショックを受けてしまいます。
◆飯田さま
それ、よく言うよね。
◆小形さま
はい。自分はデザイナーではないので、デザイナーさんにはデザインに特化した感性のアイデアを期待しています。そうじゃないと「頼む意味ないじゃん」って。
ムーンさんの場合は、ムーンさんの経験から来る「こういう風にした方が良いですよ」というアドバイスがすごく多いので助かっています。
最初の印象がとても良くて、「任せられる」と思いました。
ありがとうございます。他にも印象的だったところはありますか？
◆小形さま
あとは単純に、仕事が早い。「ムーンさんって、休みがないんじゃないかな？」と思うくらい早い。
◆飯田さま
僕らも早いと言われることが多いので、スピード感が合っているのはやりやすいなと思いますね。
クオリティが落ちない。これは、結構難しいことだと思います。
今まで仕事をしていて、「これが助かった」と思ったことはありますか？
◆飯田さま
クオリティが落ちないこと。
付き合いが長くなって案件が積み重なってくると、「ドラゴンエージェンシーさんなら、このくらいのものを出しておけば大丈夫だろう」とわかるタイミングがあります。ただ、そのクオリティのデザインが出てくるとそれは僕らにもわかるので、ちょっとショックだなと思います。
僕らの付き合いは長くなっても、その先のお客さまは毎回違うので、新鮮な、全力のものを感じてもらいたいからです。
ただ、僕は本当に、ムーンファクトリーさんに対してそれを感じたことはありません。
毎回、期待値のデザインをちゃんと出してくれる。それが一番助かっていますね。これは、結構難しいことだと思います。
ありがとうございます。お打ち合わせに一緒に参加させていただいているので、お客さまが求めているものを、ベストな形でご提案することは意識するようにしていますね。
◆小形さま
ムーンさんは、お客さまからの機能や要素を盛り込みたいというご要望が出た際に、デザインの観点から「この機能は使いづらくなるのでやめましょう」「使っているアプリで、こちらのUIの方が便利だった」「いま流行っているのはこちらです」といった経験を基にした説得をしてくださいますよね。
アプリなどはたくさんの要素を盛り込んでしまうと使いづらくなるので、そうした説得をしていただけるのは助かります。
◆飯田さま
以前、Webサイトで提供しているサービスをアプリ化する案件がありましたが、Webサイトで提供している機能がとても多く、アプリにすべて入れてしまうと使いづらくなってしまう懸念がありました。
こうしたケースで必要なのは、どの機能を残すかという引き算だと思います。
ムーンさんがUI/UXの視点でお客さまに説明をして、上手く引き算をしてくださったおかげで「シンプルになって良かったな」と思っています。
実際に、Googleアナリティクスで利用者の状況を見ても成果が出ています。
UI/UXを依頼する際に気を付けていることは、お客さまと直接会話ができるかどうか。
デザインを外注する際は、どのようなポイントで会社を選んでいらっしゃいますか？
◆飯田さま
UI/UXを依頼する際に気を付けていることは、お客さまと直接会話ができるかどうかです。
僕らの会社も50名ほどの会社でそれほど人数が多くないので、お打ち合わせに一緒に出ていただける会社、お客さまをファシリテートできる会社であることは条件の一つです。
私たちとしても、実際にお客さまとお話ができると、求められている要件や雰囲気が把握しやすいので助かります。
◆飯田さま
あとは、お客さまの振れ幅をとらえられるかどうか。
「こういうふり幅でやってほしい」はお客さまによって変わります。「3案くらいいろいろなパターンを欲しい」という場合もあれば、「絶対にこの線は守った中で提案が欲しい」という場合もある。
それを汲み取ってくれる会社を選ぶようにしています。
振れ幅を汲み取れるかどうかは、どう判断するのでしょうか？
◆飯田さま
お客さまの振れ幅を意識していない方は、こちらが出した案について質問があまりありません。
ムーンさんは、「どういうテイストの2案にしたいですか？」「お客さまはどういう性質を求めていらっしゃるタイプですか？」といったことを質問してくれることが多いですよね。
どういう振れ幅で提案すると良いかを一緒に考えてくれるかどうかは、判断のポイントです。
ムーンさんは、人が辞めない。
うちも長いので、ちょっと似てますよね。
ドラゴンエージェンシーさんは、鳥獣戯画もそうでしたが、お客さまに対する姿勢や考え方がムーンファクトリーと似ているように思います。
◆飯田さま
あとは、ムーンさんは人が辞めない。
うちも長いので、ちょっと似てますよね。2010年の設立ですが、平均勤続年数は9年を超えています。
僕が知っているデザイン会社さんは、人が短期間で辞めていくところが多いです。何度、同じお客さまの案件の引継ぎをしたかわかりません。
だから「これが普通なんだろうな」と思っていましたが、ムーンさんは定着率が高いので驚きました。
◆小形さま
「またこの人に担当してもらえるんだ」という安心感がありますよね。
◆飯田さま
会社同士の付き合いではありますが、担当者同士の付き合いも長い方がお互いに信頼できます。
担当者が変わらない方が、お互いにやりやすいところがある。
◆小形さま
もう2～3年ご一緒しているデザイナーさんもいらっしゃいます。
◆飯田さま
姿勢や考え方、担当者の入れ替わりがあまりないことなど、似ているからこそ、お願いしやすいというのはあるかもしれません。
UI/UXデザインという、システムやアプリのとても重要な部分を当社にお任せいただけるのは、とても有難いことだと思っています。
開発側とデザイン側で信頼関係が築けていないと上手くプロジェクトが進まないからです。
今後もDRAGON AGENCYさまとのご縁を大切に、たくさんのシステムやアプリの制作に携わることができたら嬉しいです。